August 30, 2012

「得すること」より「損すること」に敏感?

スーパーの会計のとき、レジ袋1枚につき2円を加算する。
袋をもらえなくて戸惑っているひとには、「1枚2円になりますけどよろしいですか?」と訊く。
そうするとほとんどのひとが、しばらく逡巡したあと、「それならいいです」とこたえ、品物をバッグに詰め込むのだ。

よく考えると、この行動は経済合理性では説明できない。これまでレジ袋代2円を引いてもらう機会を無視していたのだから、2円を追加で払ったとしても同じことだ。
ところが、「2円得する」ことにまったく興味のなかったひとが、「2円損する」と気づいたとたん、行動が変わってしまう。

このような不思議なことが起こるのは、ヒトが得よりも損に敏感に反応するよう「設計」されているからだ。
1年間に100回スーパーに行くとしても、レジ袋代は200円にしかならない。年200円の節約のためにブランドもののエコバッグを買うのは経済学的には不合理だが、目の前のわずかな損失を回避しようと努力するのは“進化論的”にはきわめて合理的なのだ。

橘玲さんのブログより引用。

面白いですね。
得なこととわかっていてもナカナカ実行できない。
「今買わないと損しますよ!」と聞くと必要なくても衝動買いする。
この特性がわかっている人は得する人生を歩んでいくんだろうな〜


baneyasu at 06:30│Comments(0)TrackBack(0) 金持ち父さん 

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